岡 隆夫詩集
『二億年のイネ』
農薬づけの「コシヒカリがこわい」と
赤米・黒米を栽培する著者が米作りの病巣を抉り
二億年のイネと人間の悠久の歴史を辿りながら
現代人の在るべき食文化を指し示す「新・叙事詩」
(帯文より)
栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/168頁/上製本 |
定価:2,160円(税込) |
発売:2007年10月8日
【目次】
コシヒカリがこわい 10/農薬一発イネグリーン 17/コシヒカリ・コシヒカリ 20
DDTとPCB 26/劣化米 33/万全のコメ 36/稲泣き 42/仰山出来りゃぁ 51
イネの立ち葉 56/葦間のイネ 60
第二章 二億年のイネ
古古米コッコ 70/天 山 73/二億年のイネ 76/久 米 84/いんぎょうちんぎょう 88
かおり米カバシコ 92/朝日米 96/わがイネの小都 98/池は死に絶え 102
イタリアのコメ 104/藺刈り 110/黒いパン 112
第三章 指がとび
指がとび 116/落ちる 122/肋を挟まれ 124/親子だんご 129/黒ゴマだんご 132
ソフトな盆だご 136/やつまただんご 140/糀づくり 144/甘酒とにごり酒 147
エコ米 151
参考文献 164
あとがき 166